ホヤの剥き方が簡単になるコツ!わたの扱いや苦い対策も

ホヤは宮城や岩手、北海道など
一部の地域でしか知られていない
ある意味珍味ですよね。
 
私は大阪在住なので、
ホヤを見かけることは
めったにありません。
 
そんな貴重なホヤのなかでも、
天然のホヤを市場で発見。
 
もちろん、
即購入して捌いて食べました。
 
癖のある味がもう最高!
 
でも、ホヤをスーパーで
普通に見かける地域以外の人は、
ホヤを捌く機会はまずありません。
 
そこで、
殻付きホヤを手に入れたけど
捌き方が分からない人に、
ホヤを簡単に捌くコツを
ご紹介します。
 

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ホヤの剥き方が簡単になるコツ

 
ホヤは、手に取ってみると、
一体どこから手を付ければいいのか
と途方に暮れてしまいそうな形
をしています。
 
ホヤの表面は暗い赤っぽい色で
部分的にデコボコしていて、
厚めの皮で覆われている感じ。
 
でも、ホヤを捌くときは、
魚とは違って、
手順を間違えてもおかしくなりません。
 
例えばフルーツのライチの皮を
剥く感じで大丈夫。
 
そう考えると簡単ですね。
 
ただし、ホヤには、
ホヤ水呼ばれる体液が
ホヤに溜まっています。
 
このホヤ水を使うなら、
この水をこぼさないように
捌く必要があります。
 
しかし、ホヤ水はクセのある味で
ホヤを食べ慣れていない人には
ハードルが高いもの。
 
ホヤ水を使わないなら、
適当なところに包丁を入れて
皮のような殻をむくだけで大丈夫。
 
では、簡単なホヤの剥き方を
具体的にご紹介します。
 
<ホヤの捌き方>
 
1)
ホヤの皮のような殻に
包丁で切り込みを入れます。
 
もし、ホヤの身まで
切ってしまっても大丈夫。
 
気にせず続けましょう。
 
2)
ホヤの身と殻の間に手を入れて、
殻をぐるっと剥きます。
 
途中、ホヤ水がでたり、
泥のひものようなものや、
何か分からないものが出てきても、
気にすることなく続けます。
 
3)
ホヤの身に切り込みを入れて、
ホヤの内側にある
肝などの内臓が上になるように
広げます。
 
4)
真っ黒の塊以外の
泥っぽいものを手でしごいたり、
包丁の背を使って削ぎます。
 
5)
ホヤ全体を水できれいに洗います。
 
ホヤ独特の味が大好きなら、
ホヤ水を使って洗います。
 
6)
ホヤを好みの大きさに切れば完成
 
ホヤの捌き方の手順を
ご紹介しましたが、
きっちり守る必要はありません。
 
要はホヤの殻を剥いて、
ワタなどいらないものがあれば
取り除いて洗うだけ。
 
一番手っ取り早いのは、
ホヤを横真っ二つに切って、
身をくり抜く方法です。
 
捌きやすい方法で
ホヤを捌いてくださいね。
 

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ホヤの剥き方が簡単になるコツ!わたの扱いや苦い対策も

ホヤのわたは食べるもの?

 
ホヤを捌くと、
身の内側に黒いものや、
肝、わたなどの内臓があります。
 
これはどうするの?
 
と思いますよね。
 
実は、ホヤは肝やワタなど
内臓部分は食べることができます。
 
しかし、内臓部分の中でも、
黒っぽい部分を押すと
出てくる泥のようなものは
食べないので取り除きましょう。
 
ホヤは独特の苦みが苦手
という人が多い食材。
 
確かに、ホヤの味は、
あまりにも独特なので、
何をもって美味しいといえばいいか
分からないような味です。
 
それに、ホヤのわたは、
ホヤの身よりも苦みを感じる
という人が圧倒的に多いもの。
 
だから、もし、ホヤの味が
クセになるほど大好きでなければ、
ホヤのワタはお勧めしません。
 
しかし、ホヤは鮮度が
抜群にいいものを手に入れたら、
肝やワタの味も
楽しめるかもしれません。
 
ホヤの肝やワタを食べるかどうかは、
ホヤの鮮度の良さと、
ホヤの味が大好きかによって
決めるといいですね。
 
ちなみに、私は
ホヤの肝やワタを食べる派です。
 
何ともいえない苦みが
ホヤの味に合うんですよね。
 
ちなみに、ホヤとキュウリは、
酢の物にしたら
最強の組み合わせですね。
 
そもそも、ホヤは
苦手な人が多い食材。
 
ホヤを食べるのが初めてや、
食べ慣れていない人は、
まずは、ホヤの身だけを
チャレンジするのがおすすめです。
 

ホヤの剥き方が簡単になるコツ!わたの扱いや苦い対策も

ホヤが苦いと感じたときのチェックポイント

 
殻付きのホヤを手に入れて、
捌いて食べたけど
苦くて美味しくないかも。
 
と感じたら、
考えられることは2つ。
 
・ホヤの鮮度が良くない
・ホヤの内臓付近にある

臭みの元が取れていない。

 
1つめのホヤの鮮度は、
ホヤは鮮度が命といえるほど
鮮度が重要になります。
 
今では大阪在住の私でも
ホヤを買う機会もありますが、
以前では考えられませんでした。
 
それは、流通の関係で
ホヤの鮮度が落ちるから。
 
私の祖父は岩手在住ですが、
その祖父の家でも、
ホヤは買ってきたらすぐ食べる
という扱いでした。
 
それくらい
ホヤは鮮度が大切なのです。
 
そして、ホヤは鮮度が落ちると
苦みがでてえぐい味になります。
 
だから、
ホヤの苦みが気になるなら
鮮度が落ちている可能性大。
 
ホヤは買ってきたら
すぐかその日のうちに
食べてしまいましょう。
 
2つめは、
ホヤの鮮度はいいのに
苦みがきついという場合。
 
ホヤは捌いて、
内臓のある部分を開くと、
泥のようなものがあります。
 
これがホヤの苦みの元。
 
鮮度抜群のホヤなら、
これが金魚のふんのように
連なっているので、
きれいに取り除きましょう。
 
また、ホヤのワタ近くに、
この泥のようなものが
詰まった部分があります。
 
その黒っぽい部分を潰して、
中身を抜いておきます。
 
この処理をきちんとするだけでも、
ホヤの苦みが軽くなりますよ。
 

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ホヤの剥き方が簡単になるコツ!わたの扱いや苦い対策も

まとめ

 
ホヤの剥き方を簡単に考えるコツ
をご紹介しました。
 
ホヤは魚とは違って、
捌くのが失敗
というのはありません。
 
ライチのように、
殻に切れ目を入れて、
中身を取り出し、
内臓を好みに処理しましょう。

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