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鶏レバーの血抜きの仕方!血の塊も!肝がボロボロにならないコツ

2020年02月17日 [ 血抜きの仕方 鶏レバー ]
鶏レバーの血抜きの仕方!血の塊も!肝がボロボロにならないコツ
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鶏レバーは好みが分かれるのと

子どもが苦手なんですよね。

 

私は鶏レバーが大好きなので

時々レバニラ炒めを作って

こっそり食べていました。

 

でも、最近、

エビとタラの下ごしらえ

↓ ↓ ↓ ↓

鱈の臭み取りで簡単なのは塩と砂糖のどちら?選び方のポイントは!

海老の生臭いを消すなら。生と解凍との下処理の違いとは?

 

をきちんとするようになって

料理がぐっと美味しくなったのです。

 

それなら鶏レバーも

鶏の肝だからこそ

下ごしらえをきちっとしたら

すごく美味しくなるのでは!?

 

そんな下心から、

実際に試したところ大成功!

 

そこで、鶏レバーの下処理の

肝ともいえる血抜きの方法を

簡単にできるコツをご紹介します。

 

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鶏レバーの血抜きの仕方

鶏レバーの血抜きの仕方

鶏レバーは鶏の肝臓なので

血管や肝自体にも

血が残っています。

 

鶏レバーの独特の臭みや苦みは

この血が原因の一つ。

 

血を多く含む鶏レバーは、

鮮度が落ちると、

血が原因の臭みがぐっと

でてきてしまうんですよね。

 

鶏レバーは鮮度が大切。

 

だからこそ鮮度抜群の鶏レバーなら

肉(肝?)の質がいいものなら

地抜きなどの下処理は

ほとんどしないでいいくらい。

 

でも、いつもいい鶏レバーが

手に入るとは限りませんよね。

 

それなら、鶏レバーに残る血を

徹底的に取り除けば、

安い鶏レバーでもぐっと食べやすくて

美味しくなるはず。

 

そこで、今回は、

おつとめ品で30%割引になっていた

鶏レバーを使います。

↓ ↓ ↓ ↓

おつとめ品で30%割引になっていた 鶏レバー

消費期限は当日まで。

 

では、鶏レバーの血抜きの仕方に

いってみましょう。

 

1)

鶏レバーをまな板の上に広げます

トレーに入った鶏レバーを

まな板の上に広げます。

 

2)

鶏レバーの塊と塊がつながる部分を切ります

画像のように塊と塊がつながる部分を

切ります。

 

そして、余分な筋を取りのぞいて、

塊を食べやすい大きさに切ります。

 

断面に血が残っていたら、

それもきれいにとります。

 

3)

鶏レバーを水ですすぐ

目に見える部分の血の塊や

血管に残った血を取り出したら、

やさしく水洗いします。

 

4)

鶏レバーに塩と片栗粉を加える

3)の鶏レバーをボールに入れ、

塩と片栗粉を加える。

 

塩と片栗粉の分量は

すぐ洗い流すのでざっくりでOK。

 

今回は鶏レバー200gに対して

塩小さじ0.5と片栗粉大さじ1を

加えました。

 

牡蠣や海老の下処理にも

登場する片栗粉。

 

この片栗粉は鶏レバーの

表面の血や汚れを

吸着して取り除いてくれます。

 

塩は肉の臭みのもとを

浸み出させる役目でしょうか。

 

5)

塩と片栗粉を加えて鶏レバーをまぜる

塩と片栗粉を加えて

鶏レバーをやさしく混ぜます。

 

この画像は水分が少なかったので

こんな感じになっています。

 

水分が少なくて混ぜにくい時は、

水を追加していい塩梅にしてから

混ぜましょう。

 

6)

鶏レバーの汚れを取る

塩と片栗粉を水できれいに洗い流す。

 

そして、鶏レバーを一つずつ手に取り、

血や血の塊を取り除いて

きれいに洗います。

 

鶏レバーをきれいに洗ったもの

↓ ↓ ↓ ↓

鶏レバー水洗い完成

 

7)

キッチンペーパーで鶏レバーの水分を取り除く

6)のレバーを一つずつ

キッチンペーパーで軽く水分を

取ってから牛乳の中へ入れて、

15分浸けます。

 

今回牛乳は大さじ3使いました。

↓ ↓ ↓ ↓

鶏レバーを牛乳に浸す

臭みを取るのに牛乳は効果的

とよく聞きますよね。

 

私はつい、牛乳を使うのは

何だかもったいない気がして

できるだけ使わないように

していました。

 

でも、鶏レバーを牛乳に浸けたら、

牛乳の色が薄いピンク色に

変わったのです。

 

いちご牛乳の薄い感じ。

 

これは、鶏レバーの血が

牛乳に浸み出していることに

なります。

 

鶏レバーの臭みは血が原因の一つ

というなら、

これからはケチらずに牛乳を使おう

と心を入れ替えました。

 

8)

キッチンペーパーで鶏レバーの牛乳を取り除く

牛乳に浸していた鶏レバーを取り出し、

キッチンペーパーで水分を取ります。

 

これで血抜きした

鶏レバーの出来上がり。

↓ ↓ ↓ ↓

さっそく、鶏レバーを塩焼きにして

食べてみたところ・・・

 

今までで一番美味しい!

 

鶏レバーの血抜きをしてよかった

とニヤニヤが止まりませんでした。

 

鶏レバーの血抜きの方法の手順を

順にご紹介しました。

 

そのなかで、

鶏レバーの血を取るときのコツを

もう少し詳しくご紹介します。

 

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鶏レバーの血抜きの仕方!血の塊も!肝がボロボロにならないコツ

鶏レバーの血の塊を余すとこなく取るコツ

鶏レバーの血の塊を余すとこなく取るコツ

鶏レバーには、

血が血管に液体のままや

固まった状態で残っています。

 

この血は、鶏レバーの塊を

切り分ける部分の筋近くに

黒っぽい固まりとして見えたり、

 

鶏レバーを切った断面に

小さな穴があり、

その穴がつながった血管に

残っています。

鶏レバーの血の塊を余すとこなく取るコツ

まず、鶏レバーの血の塊が

目に見えてわかる部分は、

水の中でその部分を押し出すと

ぽろっと取り出すことができます。

 

問題は血管に残った血ですよね。

 

血管に残った血は、

まず、鶏レバーをつぶさないように

血管があるだろう部分を押し、

血を押し出します。

 

それでも残ってしまう場合は、

血管の切り口を

水を撒くホースと同じように

考えます。

 

まず、鶏レバーを水の中に入れます。

 

そして、鶏レバーの血管の穴を

両端から押さえて閉じます。

 

それから、一気に

血管の穴を広げるのです。

 

すると、血管の中に、

水が一気に流れ込みます。

 

そのあと、もういちど

血管を縮めます。

 

こうすると、

血管に残っていた血液や血の塊が

つるっと出てきますよ。

 

でも、この血の塊を取る作業は

頑張りすぎると、

鶏レバーがボロボロに

なってしまうことがあります。

 

鶏レバーの血抜きの仕方!血の塊も!肝がボロボロにならないコツ

鶏レバーの血抜きでボロボロにならないコツ

鶏レバーの血抜きでボロボロにならないコツ

鶏レバーの表面が

ボロボロと崩れたようになったら

びっくり仰天しますよね。

 

私もつい先ほど

経験したばかり。

 

鶏レバーは触ってみると

すごく柔らかいですよね。

 

そのため、力を入れすぎると

つぶれてしまいますし、

表面の薄皮やくっついた筋を

無理に取り除こうとすると

ぐちゃぐちゃになってしまいます。

 

鶏レバーを扱うときは

次の3つに注意してみましょう。

 

1つめは、鶏レバーにくっついた

白っぽい筋や脂を取り除くとき。

 

鶏レバーの表面にへばりついた

筋や脂は無理していじらずに、

包丁で簡単に切り取れるものだけ

取り除くようにします。

 

2つめは、鶏レバーの血管から

血液は血の塊を取り除くときは、

手に力をいれすぎないこと。

 

鶏レバーを触り慣れると、

これ以上押すと潰れる

というのが何となくわかります。

 

血液や血の塊は多少残っていても

問題はないので

軽い気持ちで血抜きをしましょう。

 

3つめは、

鶏レバーを水でゆすいだり、

牛乳に浸けるとき。

 

鶏レバーの表面の薄皮が

剥けそうになっていたり、

鶏レバーの表面にくっついた

筋が取れそうなときがあります。

 

でも、鶏レバーの表面を傷つけずに

包丁で切り落とせる部分以外は

いじらないようにします。

 

鶏レバーは思いのほか

柔らかいというかデリケート。

 

だから、鶏レバーを扱うときは

力を入れすぎずに

優しく柔らかく触れるように

しましょう。

 

でも、そもそも、鶏レバーは

血抜きなしで調理するのは

ダメなのでしょうか。

 

鶏レバーの血抜きの仕方!血の塊も!肝がボロボロにならないコツ

鶏レバーは血抜きなしはダメなのか?

鶏レバーは血抜きなしはダメなのか?

鶏レバーの血抜きなしは、

私のこれまでの手抜きの経験からは、

おすすめしません。

 

お肉屋さんで

鶏レバーの下処理をしていないものは、

ぱっと見でも血の塊が

ごろごろとあります。

 

このまま料理するのは

さすがに気分もよくないはず。

 

だから、最低限でいいので

鶏レバー血抜きを簡単に

やってしまいましょう。

 

そこで簡単な

鶏レバーの血抜き方法とは。

 

まず、鶏レバーを水に浸したまま、

目に見える血の塊を取り除きます。

 

次に、鶏レバーを水から取り出し、

食べやすい大きさに切ります。

 

そのとき、肝の血管の切断面から

血がにじみ出る場合があります。

 

そのときは、水に浸しながら、

すすぐように

血を洗い流しましょう。

 

これで完了。

 

鶏レバーを水に浸したり、

切断面をすすぐことで

血もある程度抜けていきます。

 

ただし、先に紹介した

鶏レバーの血抜きの方法に比べると

十分ではありません。

 

鶏レバーは血抜きが十分でないと

臭みや苦みが残りやすいもの。

 

だから、もし、鶏レバーの血抜きを

この簡単な方法でする場合は、

鮮度抜群の鶏レバーを使うことを

おすすめします。

 

鶏レバーは、

鮮度抜群であればあるほど、

独特の臭みや苦みが少ないので、

血抜きが簡単でも

美味しく仕上がります。

 

もちろん、ガッツリと

鶏レバーの血抜きをするのが

一番おすすめですよ。

 

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鶏レバーの血抜きの仕方!血の塊も!肝がボロボロにならないコツ

まとめ

 

鶏レバーの血抜きの仕方を

そのコツについて

ご紹介しました。

 

これまで鶏レバーの下処理は

目についた血の塊や血液を

除くくらいでした。

 

でも、今回きちんと

下ごしらえをしたところ

塩焼きにして食べたら

思わずにんまりするほどの美味しさ。

 

鶏レバーの血抜き・・・

 

おすすめです。

 

鶏レバーを使うときは、

下ごしらえの血抜きを

少し気合を入れて

試してみてくださいね。

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