骨も食べれて捌かなくてもいい
とっておきの魚といえば
ちりめんじゃこ。
朝ごはんの友にもピッタリなので
冷蔵庫に常備しています。
でも、ちりめんじゃこって
変色することがあるのです。
それもピンク色。
ちりめんじゃこがピンク色って
実際見てみると
びっくり仰天ですよね。
ちりめんじゃこを買ってから
あまり日が経っていないのに
ピンク色になったときには、
腐ったかとドキドキしました。
そこで、ちりめんじゃこが
ピンク色になってしまったとき、
食べても大丈夫なのかと
その原因をご紹介します。
ちりめんじゃこがピンク色に変色
ちりめんじゃこは、
カタクチイワシやイカナゴなど
イワシの仲間の稚魚を
干して乾燥させたもの。
だから、水分が程よく飛んで、
ちりめんじゃこをかむと、
ぎゅっと旨味がでてきます。
そんなちりめんじゃこは、
見た目はちょっとグレーかかった
乾燥した魚の色をしています。
それがピンク色に変色したら
腐ったかと思いますよね。
でも、違うので大丈夫。
ちりめんじゃこが
ピンク色に変色するのは、
ちりめんじゃこが酸化したため。
ちりめんじゃこは、
イワシの稚魚が
ほどよく乾燥しているので
日持ちする気がしますよね。
でも、実は
ちりめんじゃこの包装に工夫がなければ
それほど長く日持ちしません。
だから、商品によっては、
ちりめんじゃこが酸化しないように
窒素などを充てんするなど
工夫されています。
しかし、
ちりめんじゃこが入った袋を
一度でも開封すると
その効果はなくなります。
そんなちりめんじゃこは、
時間が経って
酸化した場合はピンク色に、
腐った場合は茶色っぽくなります。
ちなみに、ちりめんじゃこは、
酸化したらピンク色になるとは
限りません。
天日干しのちりめんじゃこは
ピンク色に変色するのですが、
冷風などで乾燥させたものは
変色しないのです。
でも、ちりめんじゃこは
天日干しした方が
栄養価が高くなるのでおすすめです。
なお、注意する点は、
ピンク色になったちりめんじゃこは、
ただ色が変わっただけではありません。
酸化したことによって
ちりめんじゃこならではの風味は
大分落ちてしまいます。
つまり、ちりめんじゃこは、
古くなると美味しさ激減ということ。
だから、できるだけ、
ピンク色に変色したちりめんじゃこに
出会うことがないように、
開封後は早めに食べてしまいましょう。
ちなみに、
白い食品トレーに入ったものは、
ちりめんじゃこを
ラップで覆っただけなので、
密閉されておらず酸化しやすい。
食品トレーに入ったちりめんじゃこは、
特に早めに食べることを
心掛けた方がいいですね。
では、ちりめんじゃこは
腐った場合はピンク色に
変色しないのでしょうか。
ちりめんじゃこが変色してピンク色!臭いなしでも腐ることがある?
ちりめんじゃこは腐るとピンク色になる?
ちりめんじゃこは
天日干しで作ったものが酸化すると
ピンク色になるとお伝えしました。
でも、ピンク色って
腐るという印象がありませんか。
私はしらすが腐ったとき、
ピンク色っぽいのを
見たような気がするからなおさらです。
そこでポイントは、
ちりめんじゃこが腐ったかどうかは
色よりニオイで判断すること。
ちりめんじゃこもしらすも、
腐り始めると、
かなり魚臭いにおいがします。
かすかににおうかもではなく、
ガッツリにおいます。
はっきりいって、
食べるのを苦痛と感じるほど。
そして、触った感じ、
粘り気もあります。
だから、ちりめんじゃこが
腐っているかどうかは、
臭いと粘りで判断しましょう。
もちろん、
ちりめんじゃこが美味しくない
というのも、
腐ってはいないけど
食べない理由にはなりますね。
一方、ちりめんじゃこがピンク色、
それもお腹の部分だけの場合は、
じゃこが食べたものが
赤ちゃん蟹のようなピンク色の場合
も考えられます。
だから、ちりめんじゃこは
食べられるかどうかは
変色で判断せずに、
においと粘りで判断がベストですね。
ちりめんじゃこが変色してピンク色!臭いなしでも腐ることがある?
まとめ
ちりめんじゃこがピンク色に
変色した場合、
食べられるかについてご紹介しました。
答えは食べられます。
しかし、
ちりめんじゃこが酸化してるので
美味しくはないかもしれません。
ちりめんじゃこが腐っているか心配なら、
色ではなく、においと粘りで
判断しましょう。