豚肉は美味しいし
豚小間だとお財布にも優しいので
欠かさず冷蔵庫に入れています。
そんな豚肉を使おうと
冷蔵庫から出してみると・・・
豚肉に緑色の部分を発見。
豚肉の色といえば、
肉っぽい赤色か脂身の白色。
そこに緑色の部分があると
すごく目立つ上に、
いかにも食べれなさそうな
怪しさを醸し出します。
そこで、
豚肉が緑色の変色したとき、
食べられるかについて
ご紹介します。
豚肉が緑や黄緑に変色しても食べられる?
豚肉に緑色の部分を見付けたら
びっくり仰天しますよね。
私は脂で白っぽい豚バラ肉で
緑色に変色した部分を
発見したので思わず絶句しました。
なぜ、豚肉が縁もないような
緑色や黄緑色に変色するか
というと、
豚肉が酸化するから。
豚肉の赤色は、
タンパク質の一種である
ミオグロビンが発色した色。
では、豚肉の緑色の正体は
何かというと、
コールミオグロビンが発色した色。
豚肉に付着する乳酸菌は
空気中で成長することで
過酸化水素をガンガン作り出します。
そして、この過酸化水素によって
赤色の色素のミオグロビンが
酸化してコールミオグロビンになり、
緑色に発色してしまうのです。
つまり、豚肉が酸化して
緑色になったということですね。
豚肉が緑色ではなく、
黄緑色や黄色に変色するのは、
乳酸菌と過酸化水素の量が
多い場合に起きます。
では、この緑色や黄色に
変色した部分は
食べても大丈夫なのでしょうか。
乳酸菌が原因の一つとはいえ、
豚肉が酸化するのは、
豚肉が古くなっているという
サインでもあります。
だから、緑色に変色した豚肉は
食べないに越したことはありません。
しかし、豚肉を食べないのは
もったいない感じがしますよね。
実際、私は豚肉が緑色に
変わった部分があったとき、
気にせず食べたことがありますが
何ともありませんでした。
とはいえ、もちろん、
緑色に変色した豚肉を
闇雲に食べたわけではありません。
変色ではない別の方法で
豚肉を確認したところ、
これは食べても大丈夫と判断したから
食べたのです。
豚肉が緑でも食べられる?黄緑の変色は?臭いやぬめりも確認?
豚肉は臭いで腐るものを見分けられる?
豚肉を腐らせたことありますか。
豚肉は普通なら、
気にならないほどのほんのりとした
肉らしいニオイがします。
しかし、豚肉の腐り始めると、
ちょっと美味しくない感じの
臭いがし始めます。
そして、豚肉が本格的に腐ると、
酸っぱいようなすえた臭いで、
これは食べたくない
と感じるような臭いがします。
こうなると、
豚肉を加熱しても、
臭みが増えて、味もマズイままで
とても食べれたものではありません。
だから、豚肉が食べられるかは、
緑や黄色の変色よりも、
臭いで見分けるのがおすすめです。
豚肉が腐っているかを見分けるのに
臭いだけでは気になる場合は、
簡単に確認できる方法が
もう一つあります。
豚肉が緑でも食べられる?黄緑の変色は?臭いやぬめりも確認?
豚肉にぬめりがあると腐っている?
豚肉が古くなって、
臭いに違和感が出ると、
肉の表面にぬめりを感じます。
腐り始めは、
肉の表面に手で触れると
べたっとぬめる感じがします。
でも、さらに時間が経つと、
豚肉全体がヌルヌルと
糸を引く感じでぬめります。
もう、ヌルヌルがここまでくると
この豚肉食べられません。
でも、豚肉がヌルヌルする場合、
表面を洗えば、
ヌルヌルのぬめりが
取れそうな感じがしますよね。
確かに、豚肉の表面を洗った後は、
洗う前よりはぬめりが
大分ましにはなります。
しかし、これはあくまでも、
ぬめりがましになっただけで、
豚肉がガッツリ腐ったまま。
だから、この洗った豚肉で
炒め物などの加熱する料理を
作ったとすると・・・
肉の味がマズイ。
下手するとニオイも臭いかも。
腐りかけの豚肉を
食べたことがありますが、
もう二度と食べたくない
と思わせる味でした。
口が渋いものを食べた時のように
なってしまいます。
私は肉があまり得意ではなく、
魚&野菜派なので
余計に感じたのかしれませんが。
だから、豚肉は、
緑や黄緑、黄色などの色の変化より
ぬめりがある場合は
腐っているとして
食べないようにしましょう。
豚肉が緑でも食べられる?黄緑の変色は?臭いやぬめりも確認?
まとめ
豚肉が緑や黄緑や黄色など、
部分的に色が変わっている場合、
食べても大丈夫かについて
ご紹介しました。
豚肉の色が変わるのは、
黒色を除いて、
豚肉が酸化するなどして
古くなっているサイン。
だから、色の変化が気になるなら
その豚肉は食べない
というのも選択の一つです。
しかし、どうしてももったいないし
何とか食べたいという場合は、
豚肉のニオイやぬめりで
腐り具合を確認するのが
おすすめです。
ただし、腐った豚肉は
体にいい影響はありません。
体調によっては、
症状が出る場合もあります。
だから、食べるかどうかは
無理せずに決めましょう。