石を川に飛ばしてチョンと跳ねる回数を競う遊びは?水切り達人のコツ
町から離れて
山合の自然豊かな場所に行くと
水がきれいな大きな川が。
それも川幅の広い川を
見つけてしまったら、
やることは一つ。
それは・・・
石を投げること。
それも、ただ石を投げるのではなく、
川面の上をチョンチョン跳ねるように、
石を飛ばしたくなります。
すごく上手い人だと、
跳ねる回数が10回や20回、
最後の方は数えきれないことも。
私も見かけたことがありますが、
知らない人にも関わらず、
周りのギャラリーに混じって、
思わず拍手してしまうほどの
盛り上がりを見せます。
そんな、遊び道具のない河原で
老若男女問わず遊べてしまう。
この遊びを紹介します。
石を川に飛ばしてチョンと跳ねる回数を競う遊びは?水切り達人のコツ
その1:この遊びの名前は?
この遊びには名前が付いているのを
知っていますか?
それは・・・
「水切り」。
「水の石切」や「石切り」とも
言われています。
世界中で行われている遊びで
ギネス世界記録もあるほど。
ちなみに、
登録されている最高記録は、
アメリカ人の88段。
日本人では岡坂有矢さんが
91段を記録していますが、
ギネスには登録されていません。
80台や90台の記録って、
人間技とは思えないですね。
ちなみに、「段」とは、
跳ねる回数の数え方です。
私は人生数十年生きていて
初めて知りました。
あまりにも、
みんなが知っている遊びなので、
遊びの名前がなくても
通じ合えることから、
名前を知ろうとも思いませんでした。
「川に石を飛ばして跳ねさせるやつ」
なんて言葉で通じてしまうのが、
改めて言葉にしてみると、
よく通じたなと感心しますね。
石を川に飛ばしてチョンと跳ねる回数を競う遊びは?水切り達人のコツ
その2:水切りで驚かそう
水切りは、
川幅の広い川なら、
どこでもあそべるうえに、
みんなが楽しめる遊びです。
そんな、水切りの遊び方をマスターして
友人達を驚かしましょう。
石を川に飛ばしてチョンと跳ねる回数を競う遊びは?水切り達人のコツ
その3:水切りコツ1:場所選び
石を川に飛ばす遊びなので、
川幅と程よい深さが必要です。
川底の石に当たってしまったら、
石は止まってしまうので。
また、石が水面をぴょんぴょんと
飛ぶようにしたいので、
川面が平らに近いような、
川の流れがゆっくりな場所を選びます。
私は京都の嵐山が好きなので、
桂川のボートが乗れる場所周辺で
水切りをして遊ぶことも。
川幅が広くて、流れが穏やか。
水切りで遊ぶ条件にピッタリですね。
石を川に飛ばしてチョンと跳ねる回数を競う遊びは?水切り達人のコツ
その4:石の選び方
水切りは、石切りとも呼ばれるように、
石の選び方が大切です。
素人考えでも、
丸っこい石では飛ばないだろうなと
いうことは思いつきますね。
チョンチョンと跳ねる段数が増やせる石。
それは・・・
丸くて平な石。
パリッと食べる煎餅(せんべい)
のような形です。
その煎餅型の石の広い面が
川面に滑るように当たれば、
飛びそうな感じがしますね。
石を川に飛ばしてチョンと跳ねる回数を競う遊びは?水切り達人のコツ
その5:石の飛ばし方
水切りで一番気になるところ。
それは・・・
石の飛ばし方。
何と言っても、
石の飛ばし方が格好いいと
投げる方もいい気分ですよね。
まずは、石の持ち方。
石は人差し指と親指でつまみます。
中指は、石の下面に添えるような感じ。
そして、手首のスナップをきかせて、
投げます。
投げるときの視線は、
真下ではなく、
2mくらい先
に向けます。
そして、腰を落として中腰の姿勢に。
石を飛ばすときは、
川面との角度が
10度~20度と
平らに近い角度で川面に当たるように、
川面を滑らせる感じで投げます。
このときのポイントは、
力みすぎないこと。
石をたくさん跳ねさせようとすると
つい腕に力が入ってしまいます。
石が川面を軽やかに跳ねるのを
イメージして投げましょう。
石を川に飛ばしてチョンと跳ねる回数を競う遊びは?水切り達人のコツ
その6:まとめ
石を川に飛ばして遊ぶ
水切りを紹介しました。
川に行くと、
なぜか老若男女問わず
水切りをして遊んでしまいます。
単純すぎる遊びなのに、
なぜかハマってしまう水切り。
テレビで水切りの段数を多くするのに、
大きめの煎餅のような石を
使っていました。
段数を求めるのもいいですが、
河原で自分好みの石を探して楽しむのも
水切りの楽しみの一つですね。
石を投げる遊びなので、
周りに人や釣り人がいないことを
確認してから遊ぶことを忘れずに。