牛乳が冷蔵庫で固まることも?モノによっては飲める!見分け方は?

牛乳は常温では腐りやすいから
すぐに冷蔵庫に入れるのが
くせになっている人も多いはず。
 
それなのに、
ある日、冷蔵庫から牛乳を取って
コップに注ごうとしたら・・・
 
固まってる。
 
牛乳って生クリームと同じで
固まるものだったっけ?
 
と、どうしていいか
分かりませんよね。
 
牛乳で知りたいことは、
飲めるかどうか。
 
そこで、
冷蔵庫に入れておいた牛乳が、
固まっている場合に
飲めるか見分ける方法をご紹介します。
 

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牛乳は商品によって殺菌方法と○○の違いがあり

 
牛乳といえば、
パック詰めされたもので、
種類が「牛乳」のもの。
 
でも、これ以外にも、
牛乳の日持ちや味などを決める
重要なことがあるのです。
 
それが・・・
 
殺菌方法とホモジナイズ(均一化)
 
殺菌方法とは、
牛乳に含まれた菌を殺菌する方法で、
温度や時間の違いがあります。
 
もう一つのホモジナイズは、
牛乳の脂肪(脂肪球)とタンパク質を
細かく砕いて細かな粒にするもの。
 
この2つは、
牛乳が冷蔵庫で固まったときに
飲めるかどうか見分けるのに
大きなポイントになります。
 
まずは、
牛乳の殺菌方法の違いから、
飲めるか見分ける方法。
 

牛乳が冷蔵庫で固まることも?モノによっては飲める!見分け方は?

牛乳の殺菌方法から固まっても飲めるか見分ける方法

 
牛乳には乳酸菌をはじめとする
さまざまな菌が含まれています。
 
だから、牛乳をそのまま
パック詰めして販売すると
腐りやすいなど問題があります。
 
だから、牛乳は殺菌してから
牛乳パックやビンに詰めて
出荷されることが決まっています。
 
その殺菌方法には大きく2種類あり、
120℃~130℃で2秒間殺菌する
超高温で殺菌する方法と、
 
65℃30分間または、
72℃15秒間で殺菌する方法
があります。
 
スーパーなどで
一般的にはんばいされている牛乳は、
超高温殺菌された牛乳。
 
65℃30分間で殺菌された牛乳は
低温殺菌牛乳と呼ばれ、
ほんの少ししか販売されていません。
 
牛乳の味は人それぞれ好みがありますが、
牛乳大好きな私としては、
低温殺菌牛乳が
やっぱり美味しいですね。
 
でも、低温殺菌牛乳は、
消費期限が短いのと
値段が少し高めなので、
普段使いの牛乳にしては
はちょっと勝手がよくありませんね。
 
だから、そのまま飲むときは
低温殺菌牛乳、
ホットで飲んだり、
料理に使うのは普通の牛乳と
使い分けたりします。
 
殺菌の温度と時間が違う
2種類の牛乳ですが、
温度の違いが牛乳が固まることに
つながる場合があるのです。
 
低温殺菌の牛乳は、
牛乳本来の味わいを残せる反面、
温度が低いので
殺菌できない菌が残ってしまいます。
 
牛乳が固まるというのは、
牛乳の中に存在する菌が活動して
固めてしまう場合が多い。
 
そして、牛乳を固めた菌が、
体に悪影響を及ぼさないものなら
問題ないのですが、
どの菌が原因かは
素人では見分けがつきません。
 
これは、高温殺菌牛乳でも、
一度でも開封したり、
賞味期限をはるかに超える時間が
経っている場合も起きます。
 
だから、牛乳を冷蔵庫に入れていても
固まってしまった場合は
飲まない方がいいでしょう。
 
ただし、低温殺菌牛乳は、
商品によっては、
ホモジナイズ処理されていない
ものがあります。
 
その場合は、
牛乳が冷蔵庫で固まっていても
飲める場合があるのです。
 

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牛乳が冷蔵庫で固まることも?モノによっては飲める!見分け方は?

牛乳のホモジナイズ処理の有無で固まっても飲めるか見分ける方法

 
牛乳は殺菌方法とは別に
ホモジナイズ(均一化)という
方法があります。
 
これは、
高温殺菌の効果を高めるのと、
胃腸の消化にもいいことから、
普通の牛乳は
すべてホモジナイズされています。
 
そして、
ホモジナイズされている牛乳は、
腐っている以外では
固まることはありません。
 
もし、牛乳が固まっている場合は
飲まない方が安全ですね。
 
一方、
ホモジナイズしていない牛乳は、
分かりやすいように
 
ノンホモジナイズ
 
と表示されているはず。
 
このノンホモジナイズと
牛乳が冷蔵庫で固まるのに
どんな関係があるかというと、
 
ノンホモジナイズ牛乳は、
置いておくと固まるのです。
 
ノンホモジナイズ牛乳は
ホモジナイズしていないため、
生乳の脂肪の脂肪球が大きいので
置いておくだけで
水分と脂肪が分離するのです。
 
そして、分離した脂肪は、
牛乳の上の方にどんどん浮いてきて
脂肪同士がくっついてしまいます。
 
その状態が
牛乳が固まっているように見えるのです。
 
そして、脂肪分が多い牛乳ほど
固まってしまう部分が多くなります。
 
そして、この固まりの正体は、
生乳のクリーム分が
浮き上がったものなので、
生クリームやバターのような感じ。
 
もちろん、
これら使って食べることもできます。
 
だから、ノンホモジナイズ牛乳で
牛乳の上の方(上澄み)が
白く固まっている場合は
その牛乳は飲めます。
 
牛乳の上澄みを取って
他の用途に使ってもいいし、
牛乳を振ってシェイクしてから
牛乳のように飲んでもOK。
 
ただし、私の体験では、
ノンホモジナイズによって
牛乳が固まったときは、
牛乳の上の方が固まり(クリーム状)
下の方は薄い牛乳(液体)となります。
 
牛乳を振ってシェイクしていないのに、
ヨーグルトのように
牛乳全体がどろどろするのは、
生乳の脂肪がすごく多いものでなければ、
ノンホモジナイズが
原因ではない可能性があります。
 
そうなると、
牛乳が腐っている可能性大。
 
特に、ノンホモジナイズ牛乳は
あまり日持ちしないので
注意しましょう。
 

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牛乳が冷蔵庫で固まることも?モノによっては飲める!見分け方は?

まとめ

 
牛乳が冷蔵庫で固まった場合、
飲めるかどうかを見分ける方法を
ご紹介しました。
 
基本的には、
牛乳が勝手に固まることはないので
飲めないと考えるのが一番。
 
ただし、
ノンホモゲナイズ牛乳の場合は、
乳脂肪分が分離した可能性もあるので
においや味で確認するのもありですね。

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