白子といえば鱈の白子。
そして、白子の料理といえば、
白子ポン酢もいいけれど、
白子の天ぷらも最高。
サクッとした衣に、
とろんとまったりした濃厚な白子。
この二つの組み合わせが
もうたまりません。
新鮮な白子が手に入ったら、
作りたくなってしまいますね。
手作りなら、
揚げたばかりの白子の天ぷらを
つまみ食いすることだってできます。
でも、白子の天ぷらは、
料理初心者にはちょっと難しい
料理でもあります。
そこで、誰でも白子の天ぷらが
作れるようなコツを紹介します。
白子の選び方
ご紹介する
白子の天ぷらの作り方では、
鱈の白子を使います。
とはいえ、下処理以外は、
他の魚の白子も作り方は
ほぼ同じですが。
鱈の白子の旬は、
寒くなってくる
晩秋から初春にかけて。
鱈の白子は鮮度が落ちやすいので
できるだけ新鮮なものを
手に入れましょう。
天ぷらにつかう鱈の白子は、
生食用でも加熱用でも構いません。
ただし、
天ぷら料理に慣れていないなら、
生食用の白子を手に入れましょう。
生食用の白子なら、
万一、中まで火が通っていなくても、
安心して食べることができるので。
どちらにしても、
鮮度がいいものほど
味が美味しいのは確か。
新鮮な魚を扱う鮮魚店で
購入するようにしましょう。
白子の天ぷらの作り方のコツ!気になる下処理や揚げ時間、温度は?
白子の下処理
白子を天ぷらにするための、
白子の下処理ですることは、
大きく2つあります。
白子を洗うことと、
湯通しすること。
鮮度がいい白子は、
たっぷりの水のなかに入れて、
優しくこすりながら洗います。
一方、鮮度が落ちているなら、
まず、たっぷりの水のなかに
塩を少し入れます。
そして、そのなかに白子を入れて、
優しくこすりながら洗います。
このように、白子の洗い方は、
鮮度の違いによって、
塩を入れるかどうかが変わります。
ぷりぷり感がいまいちだったり、
においが気になるなら、
鮮度は落ちぎみと考えて洗いましょう。
白子が洗い終わったら、
次は、白子を湯通しします。
白子の湯通しの方法は、
こちらで紹介しています。
↓ ↓ ↓ ↓
白子(鱈)の湯通しの方法は?生食や鍋料理の下処理に必要になる!
湯通しした白子は、
キッチンペーパーで水分を取ります。
白子は天ぷらにするので、
水分は大敵。
天ぷらに衣をつけるのが
やりやすくなります。
白子の天ぷらの作り方のコツ!気になる下処理や揚げ時間、温度は?
白子に天ぷらの衣をつける
白子の下処理が終わったら、
白子に天ぷらの衣をつけます。
まず、天ぷらの衣を作ります。
天ぷら慣れしていない場合は、
天ぷら粉を使いましょう。
もちろん、小麦粉でもOK。
そして、
いつも作る天ぷらと
同じように衣を作ります。
天ぷら粉を使う場合は、
袋の作り方を参考に。
ただし、用意するのは、
粉と衣の2つ。
粉は衣を作る時に使う粉と
同じものを用意します。
そして、白子の天ぷらでは、
まず、白子に粉を
まんべんなくつけてから、
衣をつけます。
そうしないと、
天ぷらにしたときに、
衣がするっと取れてしまいます。
粉と衣、
2つの段階があることを
忘れないようにしましょう。
白子の天ぷらの作り方のコツ!気になる下処理や揚げ時間、温度は?
白子の天ぷらを揚げる温度
ここが本番。
白子の天ぷらを揚げます。
まずは、深めの鍋に
多めに油を入れて加熱します。
なぜ、油を多めにするのか。
それは、油が少ないと、
白子を入れたときに
油の温度が下がりすぎるから。
そして、
気になる油の温度は
180℃。
この温度まで油を加熱したら、
衣をつけた白子を入れます。
このとき、油に入れる白子の量は、
すっごく少ないと感じるくらい。
天ぷらを作る時の失敗の原因には、
油に対してタネを入れすぎる
というのがあります。
せっかく油を加熱しても、
タネをたくさん入れると、
温度が下がってしまいます。
白子の天ぷらでは、
特に油の温度が下がるのは禁物。
だから、
白子がすごく少ないと感じるくらいが
ピッタリです。
油は多め、白子は少なめ
を心掛けましょう。
白子の天ぷらの作り方のコツ!気になる下処理や揚げ時間、温度は?
白子の天ぷらの揚げ時間
衣をつけた白子を
狙った180℃の油に入れたら、
次は揚げる時間。
白子の天ぷらを揚げる時間は、
目安は2分。
とはいえ、
白子の大きさによるので、
あくまで目安です。
白子の天ぷらを油で揚げているとき、
注意するのが
温度が上がりすぎないこと。
衣がついた白子を油に入れるとき、
温度が下がりにくいように
気を付けている反面、
放っておくと温度が上がりすぎます。
衣のついた白子を油に入れて、
少し時間が経ったら、
火力を少し落としましょう。
この辺は経験がものをいいます。
気になるなら、
天ぷらに慣れるまで、
料理用の温度計を使うと便利。
料理用の温度計は、
パン作りにも使えるので、
1本あると便利ですよ。
なお、揚げる時間の目安を
お伝えしましたが、
揚げるタイミングが分かる方法が
あります。
新鮮で生食用の白子なら、
衣がカリッと揚がったときが、
揚げるタイミング。
または、
白子を箸でつまみ上げたとき、
軽く振動が伝われば
揚げるタイミングです。
油の温度を一定に保てば、
白子の天ぷらは成功間違いなし。
白子の天ぷらの作り方のコツ!気になる下処理や揚げ時間、温度は?
まとめ
白子の天ぷらの作り方のコツを
紹介しました。
白子の天ぷらを作ろうとしたとき、
下処理や揚げ時間、温度は
やっぱり気になるところ。
この辺も合わせて紹介しました。
白子の下処理は、
白子を洗い湯通しします。
そして、油の温度は180℃で
揚げ時間の目安は2分。
揚げたての白子の天ぷらは、
幸せ気分になれるほど
美味しいです。
ぜひ、試してみてくださいね。
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