主婦わざ | 主婦業を楽しむ秘密の知恵袋

主婦も仕事の一つ。多岐にわたる知恵が必要な主婦が使える知恵を駆使して楽しむ秘密がいっぱい

主婦わざ | 主婦業を楽しむ秘密の知恵袋
LINEで送る
Pocket

鮎の塩焼きの内臓は養殖と天然で味が違う?苦いときの取り方

2019年09月21日 [ 内臓 塩焼き 養殖 ]
アイキャッチ画像
LINEで送る
Pocket

出店で鮎の串の塩焼きを見ると

鮎の季節だなと感じます。

 

鮎は季節限定ですが、

魚屋さんやスーパーでも

手に入るので

身近な魚でもありますよね。

 

鮎といえば、

頭から骨ごと食べるとか、

秋刀魚と同じで内臓も食べるとか

鮎の食べる部位の話を

いろいろと耳にします。

 

でも、サンマの内臓も食べれない

私と家族にとっては、

鮎の内臓はどうしたらいいのか。

 

そんなとき、

衝撃的な話を聞きました。

 

何と鮎の内臓は、

鮎によって味の苦みなどが

違うらしい。

 

そこで、鮎を塩焼きするときの

内臓(はらわた)の扱いについて

ご紹介します。

 

鮎の塩焼きの内臓は養殖でも食べられる?

 

鮎の塩焼きは、

自宅で手作りするよりも、

出店や和食やさんで食べる機会が

多い魚のように感じます。

 

魚やさんやスーパなどで

販売されている鮎は、

天然ものと養殖ものがあります。

 

これは、お店で販売されている魚も

同じようなものなので

別に珍しいことはありません。

 

しかし、びっくり仰天したのは、

鮎の内臓は、

養殖の鮎と天然の鮎では、

味がかなり違うということ。

 

その理由は、

養殖の鮎と天然の鮎では、

育つときの餌が違うから。

 

鮎の内臓の味は、

身の部分よりも餌によって

味がかなり影響を受けるのです。

 

もっというと、

鮎の育つ場所にある餌によっても

鮎の内臓の味は違うとか。

 

では、養殖の鮎は、

一体何を食べて大きくなるかというと、

魚粉などの人工飼料で育ちます。

 

魚粉って、

動物性の飼料ですよね。

 

美味しい鮎の内臓は、

鮎が苔や川藻を食べて

育つ時期のものだったのです。

 

だから、同じ鮎でも、

鮎の内臓やはらわたの味は、

別ものと思った方がいいですね。

 

では、養殖の鮎の内臓は、

食べられないのかというと、

苦みや雑味で

美味しく感じない人が多いですが、

食べることはできます。

 

だから、鮎の内臓やはらわたは、

無理して食べなくてもいい

ということになりますね。

 

では、養殖の鮎の内臓の味は、

あまり美味しくないというなら、

天然の鮎の内臓は

美味しいものなのでしょうか。

 

スポンサーリンク

 

鮎の塩焼きの内臓は養殖と天然で味が違う?苦いときの取り方

鮎の塩焼きは天然なら内臓も美味しい?

 

鮎の塩焼きの内臓は、

鮎の食べているものによって

味が大きく変わります。

 

養殖の鮎と天然の鮎で

内臓の味に大きな違いがあるのは

このエサの違いにあります。

 

では、天然の鮎の内臓なら

どの鮎でも美味しいのかというと、

そうとも言い切れません。

 

もちろん、鮎の育つ環境によって、

鮎の内臓の味も大きく変わります。

 

しかし、もう一つ、

天然の鮎だけにいえる

内臓の味の違いの原因が

あったのです。

 

それは・・・

 

鮎を捕まえる(釣る)時期。

 

実は、鮎は、

夏の7月頃までは

苔や川藻しか食べません。

 

この頃の鮎は香魚ともいい、

鮎を丸ごと塩焼きにすると、

鮎の内臓の草の香りと

ほのかな苦みが堪能できます。

 

しかし、この時期を過ぎると、

鮎は、苔や川藻だけでなく

川虫なども食べるようになります。

 

やはり、肉食?になると、

内臓の味が苦くなるのですね。

 

確かに、天然の鮎の塩焼きを

何度も食べたことがありますが、

内臓が苦くて残したくなるときと、

意外に大丈夫だな

と思うときがありました。

 

もし、鮎の内臓が苦手だけど

何とか食べてみたい

という場合は、

6、7月頃の天然の生の鮎を

塩焼きにしてチャレンジがおすすめ。

 

それでも、

鮎の内臓の苦みが苦手

というなら、

鮎の内臓を取って食べても大丈夫。

 

鮎の内臓の味の美味しさは、

万人受けする味ではないので、

自分の好みに合わせましょう。

 

なお、鮎の塩焼きでは、

内臓やはらわたを取り除くとき、

他の魚とは少し違います。

 

鮎の塩焼きの内臓は養殖と天然で味が違う?苦いときの取り方

鮎の塩焼きの内臓の取り方は苦いときだけ?

 

鮎の塩焼きをお店で注文すると

内臓は取ってないはず。

 

実は、鮎は身が柔らかいので、

内臓を取ってから塩焼きにすると、

身が崩れてしまう場合があります。

 

鮎の塩焼きは、

鮎の味はもちろん美味しいですが、

塩焼きの鮎の姿も

目を楽しませてくれますよね。

 

だから、

鮎の身が崩れてしまうと、

見栄えが悪くなり、

ちょっと残念な気分になります。

 

そのため、鮎の塩焼きは、

鮎の内臓は取り出さずに

そのまま塩焼きにします。

 

では、内臓をいつ取り出すか

というと・・・

 

鮎の塩焼きを食べるときに

内臓をよけて食べます。

 

これなら、

鮎を塩焼きにするときに

内臓を取る手間がなくなります。

 

さらに、鮎の塩焼きの内臓を

食べるかどうかは、

出来上がった鮎の塩焼きで、

実際に味見をしてから決める

ということもできますね。

 

スポンサーリンク

 

鮎の塩焼きの内臓は養殖と天然で味が違う?苦いときの取り方

まとめ

 

鮎の塩焼きでは、

内臓を食べるかどうかについて

ご紹介しました。

 

答えは、

鮎の塩焼きでは、

内臓を食べることが多いですが、

食べなくても問題なし。

 

鮎は養殖や時期によって、

内臓が絶賛するほど美味しい

とは言えない場合があります。

 

ちなみに、うちの子供は、

鮎の塩焼きの内臓は食べれません。

 

そんなときは、

鮎の塩焼きでは内臓を残す

というのもあり。

 

もし、鮎の塩焼きで

内臓を取り出すなら、

鮎を焼く前ではなく、

焼いた後にしましょう。

LINEで送る
Pocket