いちじくはまったりとした
独特の甘さが絶妙で
他にない味がとっても貴重。
そんないちじくを
店先で見かけてしまったら、
買うしかないでしょう。
しかし、いちじくは、
失敗せずに食べるためには、
買ってからが勝負なのです。
なぜなら、
いちじくは日持ちしないから。
いちじくは、
ちょっとした油断で
食べられなくなってしまいます。
そこで、いちじくを
無事美味しく食べるための
保存の選び方についてご紹介します。
いちじくの保存期間は方法によって劇的な違いー常温なら?
果物やさんやスーパーで
いちじくを見かけるとき、
そのいちじくは、
常温の場所に置かれています。
もちろん、店内の場合は、
夏はクーラーで涼しいですが。
そんないちじくを買ってきて
テーブルに置いたまま
食べ忘れて寝てしまうと・・・
いちじくに変化が。
なんと、いちじくは、
収穫した瞬間から、
急激に腐敗に突き進む
やっかいな果物だったのです。
特に常温に置いておくと、
一晩置くだけでも
腐り始めたのが一発で分かるほど。
ちなみに、
いちじくは追熟しないので
果実を熟すために常温に置く
という技はありません。
いちじくはトウモロコシと同じで
食べるのが遅くなるほど
劇的に味が落ちる食べ物。
だから、いちじくは買ってきたら
すぐに食べるのが
一番美味しいのです。
とはいえ、
いちじくを買ってきても
すぐに食べない場合もありますよね。
その場合、
いちじくはすぐに冷蔵庫か冷凍庫に
放り込みましょう。
いちじくの保存期間は、
冷蔵庫なら3,4日、
冷凍庫なら1ヶ月くらい。
常温の1日よりも
はるかに日持ちします。
では、いちじくを
冷蔵庫で保存する場合のポイント。
いちじくの保存期間は?冷蔵庫や冷凍と常温でびっくり仰天の違い!
いちじくの保存を冷蔵庫でするなら
いちじくをすぐ食べないけど、
数日中には必ず食べる場合は、
冷蔵庫がおすすめ。
いちじくはナシのように
冷して食べると
甘さがしゃっきとした感じで
美味しいですよね。
だから、冷蔵庫で保存なら、
いちじくを食べたくなったとき、
冷蔵庫から出してすぐ食べれる
という手軽さなのがうれしい。
でも、いちじくを
そのまま冷蔵庫に
放り込むというのはダメ。
いちじくを保存するときは、
乾燥を嫌うことと
保存は低温がいい
という2点を満たした保存
その方法は・・・
いちじくをパックごと
ビニール袋に入れて密閉。
いちじくは売っているとき、
プラスチックの容器や箱に
並んで入っていますよね。
そのままの状態で、
ビニール袋に入れて乾燥を防ぎ
冷蔵庫の冷蔵室に入れます。
チルドルームでもいいくらい。
なお、いちじくが並べて
パック詰めされていない場合は、
いちじく同士が
押し合わないように並べてから
ビニール袋に入れて保存します。
いちじくは果肉が柔らかいので
少しの重みでも傷がつき、
そこから腐ってしまいます。
いちじくに重みが掛からないように
注意して並べましょう。
では、保存期間が長くなる
王道の保存方法の冷凍について。
いちじくの保存期間は?冷蔵庫や冷凍と常温でびっくり仰天の違い!
いちじくの保存は冷凍なら期間は長い?
いちじくは鮮度が大事
とお伝えしました。
数日なら冷蔵庫保存もありですが、
長くなりそうなら、
やはり冷凍がおすすめ。
冷凍するのは、
いちじくの皮を剥いても
剥かなくてもいいですが、
ジッパー付きの密閉袋で保存します。
保存期間は1ヶ月は大丈夫。
でもいちじくは
皮付きでも実だけでも
柔らかくて崩れやすいもの。
だから、ひと手間かけるなら、
いちじくを重ならないように
並べて数時間冷凍します。
こうすれば、
いちじくは固くなるので、
そのまま袋にごろごろ入れて
冷凍保存すればOK。
問題は冷凍いちじくの解凍。
冷凍したいちじくを解凍すると、
水分が出てしまい
美味しさが落ちてしまいます。
そんな冷凍いちじくは、
半解凍で食べるのがおすすめ。
普通のいちじくと食感は違いますが、
半解凍のいちじくは、
いちじくアイスという感じで
すごく美味しいのです。
屋台などでは
パイナップルやメロンを冷凍して
割りばしに刺して販売しているのを
見かけると思います。
そのいちじく版
という感じでしょうか。
完全に解凍しなければ、
いちじくにも水分は残ったままで、
べちゃべちゃしません。
これは好みがあるので、
半解凍いちじくが苦手なら、
ジャムやコンポートなどに
調理してしまいましょう。
いちじくの保存期間は?冷蔵庫や冷凍と常温でびっくり仰天の違い!
まとめ
いちじくの保存方法別の
保存期間についてご紹介しました。
いちじくはそのまま食べるなら
当日以外は冷蔵。
数日で食べれないなら、
冷凍保存ですね。
冷凍保存は果物の保存期間が長くなる
王道の保存方法です。
しかし、
冷凍前のいちじくそのままに
戻すことができないのが
残念なところ。
できるなら、
今すぐ食べるのがベストですね。