主婦わざ | 主婦業を楽しむ秘密の知恵袋

ワカサギといえば小さい魚で

丸ごと天ぷらやフライにすると

絶品料理になります。

 

そんなワカサギは、

稚鮎と同じように内臓まで丸ごと

ペロリと食べてしまう

というイメージがあります。

 

でも、家族に

ワカサギの内臓を取って

と言われてびっくり仰天。

 

ワカサギの内臓（はらわた）は

食べるものなのか。

 

それとも取り除いた方がいいのかの

決め手をご紹介します。

 

これでレシピごとの違いに

悩まなくて済むかも。

 

 

ワカサギの内臓は食べるもの？

 

ワカサギはちりめじゃこのように

極小ではありませんが、

一般的に食べる魚の中では

小さい方です。

 

豆アジや稚アユなどと

同じくらいの大きさですね。

 

内臓もまるっと食べる

シシャモよりは小さいですが。

 

でも、例えばこのシシャモ、

卵が美味しいというのもあって

内臓や卵を取らずに

そのまま食べますよね。

 

しかし、そんなシシャモでも、

内臓が苦いから食べたくない

というような人もいるのです。

 

ちなみに、

うちの子供もその一人ですが。

 

ワカサギもシシャモと同じく、

内臓（はらわた）を

食べるか食べないかと聞けば、

食べるという人が多いでしょう。

 

しかし、例えば、

 

ワカサギの内臓の苦みが苦手

という場合や、

ワカサギの鮮度が落ちている、

魚の内臓を食べるのは抵抗がある

 

などのような理由があるなら、

内臓は食べずに

取ってしまいましょう。

 

ただし、ワカサギが

卵を抱えている場合は、

内臓だけ取るのは難しい。

 

その場合は、ワカサギは、

卵を内臓ごとまるっと

食べることになります。

 

このように、ワカサギは、

基本的には内臓は食べるもの。

 

でも、いろんな意味で

ワカサギの内臓が気になるなら

食べなくてもいいといえます。

 

しかし、一つだけ、

ワカサギの内臓には虫がいる

という話があります。

 

 

ワカサギは内臓を食べるもの？虫などが気になるときの取り方は？

ワカサギの内臓には虫がいるのか？

 

なぜ、ワカサギの内臓には

虫がいるのではないか

という話になるのでしょうか。

 

これは、ワカサギ釣りを楽しむ人は

知っていると思いますが、

ワカサギを釣るときに使う餌に、

虫えさと呼ばれる餌を

使うことがあります。

 

もし、ワカサギが、

この虫エサを食べてしまい、

消化する前に釣られてしまうと、

お腹に虫エサが残っているかも。

 

というのが理由のようです。

 

しかし、ワカサギが食べるものは、

虫エサではなく

プランクトンなどの微生物。

 

つまり、ワカサギは、

ワカサギ釣りで釣られてなければ、

虫エサは食べません。

 

さらに、ワカサギ釣りの場合は、

虫えさはワカサギを寄せるためで

食べさせるためではありません。

 

しかし、何かの拍子に

虫エサを間違って飲み込んでしまう

という可能性はあります。

 

もし、ワカサギが、

虫エサを使って釣られたもので

虫が気になるようなら

食べない方が気分的に安心ですね。

 

ちなみに、ワカサギは、

フライや天ぷらなど

加熱して食べるので

万一虫エサが内臓にあっても

問題はないとは思います。

 

では、いろんな意味で

ワカサギの内臓を取りたい場合の

簡単な取り方をご紹介します。

 

ワカサギは内臓を食べるもの？虫などが気になるときの取り方は？

ワカサギの内臓の取り方２選

 

ワカサギの内臓は食べれる

とは知っていても取りたいときの、

ワカサギの内臓の取り方について

２つの方法をご紹介します。

 

一つめは、

包丁やキッチンバサミを使って

ワカサギの内臓を取る方法。

 

ワカサギの内臓を包丁やキッチンバサミで取る

 

ワカサギの内臓は、

ワカサギのお腹の部分にあります。

 

このお腹の部分を、

お腹周りの身ごと取り除きます。

 

包丁を使う場合は、

ワカサギをまな板の上に置きます。

 

ワカサギのお腹の部分を

身の上からざっくり切り落とします。

 

お腹を開いて

内臓を取り除く方法もありますが、

ちょっと面倒ですよね。

 

ワカサギの腹回りの身は

大した量がないので

簡単に取り除くなら

ワカサギのお腹部分をまるごと

切り落としましょう。

 

キッチンバサミを使う場合は、

まな板の上に置かなくても

内臓を切り落とせます。

 

ワカサギを手に持って、

お腹の部分にはさみを入れて、

三角に切り落とします。

 

もう一つの方法は、

ワカサギの内臓を手で取り除く方法。

 

ワカサギの内臓を手で取り除く方法

 

ワカサギは頭が上になるように

手で持ちます。

 

そして、

ワカサギの下あごを手でつまみ、

お腹側に引っ張ります。

 

下あごがワカサギの頭から外れると、

内臓だけがつながった状態に

なります。

 

この内臓がちぎれないように、

胸びれも一緒につまみながら、

ワカサギの胴体から引き抜きます。

 

ワカサギの内臓を手で取るときは、

力の入れ具合が難しいですが

慣れたら簡単ですよ。

 

 

ワカサギは内臓を食べるもの？虫などが気になるときの取り方は？

まとめ

 

ワカサギを料理するときに、

内臓の扱いをどうするかについて

ご紹介しました。

 

答えは、一般的には

ワカサギの内臓は取らないけど、

取ってもおかしいことでは

ありません。

 

なお、ワカサギの内臓は

魚の内臓なので、

料理すると少し苦みがあります。

 

この苦みが気になるなら、

ワカサギの内臓は取った方が

美味しく食べられます。