巻き寿司を作るとき、
綺麗に巻くなら必ず必要なもの。
それが・・・
巻き簾(巻きす)。
節分の恵方巻きの話で
気がついたのですが、
最近は家で巻き寿司をする機会が
ほとんどありません。
だから、
自宅にある巻きすを手に取るのは、
すっごく久しぶりでした。
そこで家族に聞かれたのが、
巻きすに表裏があるのかどうか。
私は、小さい頃から
巻き寿司を母親と作る機会があったし、
卵焼きには巻きすを使っていたので、
当たり前のことを聞かれたのに
びっくりしました。
そこで、節分の日なので
間に合わないとは思いますが、
巻きすの表裏や向きなどの使い方を
ご紹介します。
太巻きと細巻きの巻き寿司に使うときの巻きすの表裏
巻き寿司といえば、
きゅうりを入れたかっぱ巻きや、
マグロを入れた鉄火巻きなど、
一種類の具を入れて細く巻く細巻きと、
卵焼きやネギトロ、まぐろにイカ、
シーチキンにレタスなどなど、
いろんな具を組み合わせて
すし飯と海苔で巻く太巻きがあります。
2月3日の節分の時の恵方巻きは、
ご馳走の意味もあるので
太巻きですね。
そんな太巻きと細巻きの巻き寿司は、
巻き簾を使うだけで
すごくきれいに巻くことができます。
もし、巻きすがないからと、
他のもので代用して巻き寿司を作る
というのはおすすめしません。
巻き寿司を作るときは、
力の入れ具合が
うまく作る肝になります。
だから、1本1本の棒は細いのに
しっかりと力が伝わる巻きすを使って、
欲張ってご飯を入れすぎずに
巻きましょう。
そのとき、重要なポイントが、
巻きすの表裏と向き。
巻きすには表裏がある
というのを知っていただけでも
すごいかもしれません。
巻きすに馴染みがなければ、
表裏があるということを
知る機会もないはずなので。
手元にある巻きすを
横から見てみると、
細い竹の断面が見えますね。
その断面の形は丸や四角ではなく、
片面が円で
もう片面がまっすぐという、
半円の形になっているはず。
巻きすで巻き寿司を作るなら
巻きすの半円側が裏、
平らな部分が表になります。
そして、何より、
巻きすの表裏を見比べると、
平らな表側がつるっと磨かれた感じに
見えるはず。
だから、巻きすをひと目みれば
表裏はすぐに分かりますよ。
その表側に海苔、すし飯、具を置いて
クルクルと巻けば、
巻き寿司が出来上がります。
また、巻きすに表裏があるように、
巻き寿司に使う海苔にも
表裏があります。
具やすし飯を置くのは、
海苔のざらっとした側。
海苔のつるつるした側には
具やすし飯は置かないように。
では、巻きすをよく使う料理である
卵焼きと伊達巻の場合は?
巻きすの使い方は裏表と向きがポイント!太巻きと卵焼き、伊達巻は?
卵焼きや伊達巻の巻きすの表裏は?
巻き寿司の場合は、
巻きすの細い竹の平らな方が
表ですし飯などを置く側でした。
では、卵焼きや伊達巻の場合の
巻きすの表裏はというと、
特に決まってない感じです。
卵焼きや伊達巻に
でこぼこした模様をつけるなら、
巻きすの半円側を表にして
巻くと模様がつきます。
でも、どちらかというと、
卵焼きや伊達巻では、
半円のでこぼこ下側が表
というのが主流な感じですね。
でも、巻きすを卵焼きや伊達巻に使うと、
目づまりして洗うのが大変ですよね。
そんなときはこちらをチェック。
↓ ↓ ↓ ↓
巻きすの洗い方!巻き寿司や卵焼きに使った後の衛生的なお手入れ方法
しかし、うちの母や、母の実家は
違っていました。
巻きすで卵焼きを巻くのは、
模様をつけるためではなく、
断面がきれいな長方形になるように
形を整えるため。
だから、巻き寿司と同じように、
細い竹の平らな部分を表にして
卵焼きを巻いていました。
このときのポイントは、
焼き立てのあつあつ卵焼きを
すぐに巻きすで巻いて
四角に形を整えること。
そのまま卵焼きが冷めるまで
置いておけば、
巻きすで作った形に
卵焼きが固まります。
だから、うちでは長方形でしたが、
他の形でも同じように
卵焼きが熱いうちに形を整えれば、
いろんな形が作れますよ。
巻きすは、細い竹の棒が
連なってできているので、
いろんな形がすぐに作れます。
巻きすの使い方は裏表と向きがポイント!太巻きと卵焼き、伊達巻は?
まとめ
巻きすの表裏の見分け方を
太巻きや細巻きの巻きずしと
卵焼きや伊達巻について
ご紹介しました。
巻き寿司の場合は、
巻きすの平らでつるんとした部分が
表になります。
こちら側に、海苔、ご飯、具を置き、
巻きすで巻くと
巻き寿司ができます。
卵焼きや伊達巻は、
好みで使い分けてOK。
巻きすはあまり出番がない道具ですが、
あるとすごく重宝します。
1つはおいておくことを
おすすめします。