透き通った透明な色と、
ぷるんとした食感がうれしい
ゼリー。
ゼリーを作る材料は、
ゼリー液とそれを固めるゼラチン
が定番でした。
しかし、最近ダイエットの影響か、
寒天を使ったゼリーも販売されています。
寒天のゼリーを知らない人は、
寒天とゼラチンの両方でゼリーが作れる
と聞いたらびっくりしますね。
寒天とゼラチンは
どちらもゼリーを作れるのかと
その違いとレシピを紹介します。
そうじゃない。
寒天とゼラチンを混ぜて
いいとこ取りしたゼリーを作りたい。
そんな方法はこちらで紹介しています。
↓ ↓ ↓ ↓
寒天とゼラチンの両方のいいとこ取り!混ぜてぷるぷるゼリーを作る!
2つの方法を知って、
実際に試してみるのがおすすめです。
寒天とゼラチンの成分の違い
寒天は、海藻の天草などから作られる
植物性のものです。
一方、ゼラチンは、
牛や豚の皮や骨などのコラーゲンから
作られる動物性のものです。
このように、寒天とゼラチンは、
成分が違います。
この違いが、ゼリーの仕上がりを
大きく左右するのです。
ゼリーは寒天とゼラチンの両方で作れるのか?気になる違いとレシピ
寒天とゼラチンの溶ける温度の違い
寒天とゼラチンは、
ゼリーの作り方や保存方法などに
大きな違いがあります。
その違いのポイントは・・・
温度。
ゼリーを作るときは
寒天やゼラチンをゼリー液に溶かします。
そのときの溶ける温度が違うのです。
寒天の溶ける温度は90度以上、
ゼリーを作るときは、
沸騰させて2分ぐらい
火にかけて煮溶かします。
一方、ゼラチンの溶ける温度は約60度。
温度を高くしすぎると、
固まりにくくなるので注意が必要です。
また、
寒天やゼラチンを溶かしたゼリー液は、
冷やすことで固めます。
ゼリー液が固まる温度は、
寒天は常温ですが、
ゼラチンは20度以下なので
冷蔵庫で冷やし固めます。
意外に知られていなのが、
ゼリー液を固めた後で、
溶けだす温度です。
寒天は常温でも溶けません。
灼熱の砂漠でもおそらく大丈夫でしょう。
その温度は70度以上。
一方、ゼラチンは25度以上で溶けます。
だから洋菓子店では、
ゼリーは冷蔵で販売されているのですね。
ゼリーは寒天とゼラチンの両方で作れるのか?気になる違いとレシピ
寒天とゼラチンの食感の違い
寒天とゼラチンは
成分や温度など違いはあるものの、
ゼリー液を固めることができるので、
ゼリーを作ると言えるでしょう。
しかし、寒天とゼラチンのゼリーでは、
食感が違います。
ゼリーといえば、
ぷるんとして、まったりした食感ですが、
これはゼラチンで作ったゼリーです。
寒天で作ると、
ほろほろして、すっきりした食感です。
寒天で作ったゼリーを
ゼラチンで作ったゼリーに近づけようと
試行錯誤したことがあります。
しかし、寒天は
どこまでいっても寒天でした・・・。
寒天をぎりぎりまで少なくすると、
ぷるんとした感じに近くなりましが、
食べてみると・・・
寒天なのです。
私の中では、
寒天で作った寒天ゼリーと
ゼラチンで作ったゼリーは、
別物と区別しています。
寒天とゼラチンの両方で
ゼリーが作れるかについては、
食感で判断することになるでしょう、
つまり、個人の好みに左右されますね。
ゼリーは寒天とゼラチンの両方で作れるのか?気になる違いとレシピ
寒天ゼリーとゼラチンゼリーの作り方
寒天ゼリーと
ゼラチンゼリーの作り方を
紹介します。
寒天とゼラチンの分量は、
パッケージの説明を読んでください。
特に寒天は商品によって、
寒天の量が違うことがあります。
●寒天ゼリー
<作り方>
1)好みのゼリー液を作る。
缶詰やジュース、炭酸水を使うと
簡単で手間いらずですね。
2)鍋に1)と(粉)寒天を入れて、
火にかけながらかき混ぜます。
3)2)が沸騰して2分経ったら、
火からおろして、ゼリー型に流し込む。
4)粗熱が取れたら、
好みで冷蔵庫で冷やします。
なお、缶詰や果物などの固形物は、
3)のゼリー型に流し込むときに
加えます。
●ゼラチンゼリー
<作り方>
1)(粉)ゼラチンを水でふやかします。
白くて粉っぽいところがないようにします。
2)ゼリー液にゼラチンを入れて、
混ぜながら温めます。
電子レンジで温めることもできます。
3)2)が溶けたら火からおろし、
ゼリー型に流し込みます。
4)3)の粗熱が取れたら
冷蔵庫で冷やし固めます。
ゼリーは寒天とゼラチンの両方で作れるのか?気になる違いとレシピ
まとめ
ゼリーは
寒天とゼラチンの両方で作れるけれど、
食感が違うことをお伝えしました。
我が家では、ゼリーは、
寒天ゼリーとゼリーの2つの呼び名で
使い分けています。
アレルギーなどが理由で
動物性のものを避けているような場合は、
寒天ゼリーはとても重宝します。
寒天ダイエットが流行ったせいか、
1kgの粉寒天が、激安で売られています。
こういったものをうまく使うと、
寒天ゼリーは節約にもなり重宝します。
寒天ゼリーとゼラチンゼリーは、
食感を生かしてうまく使い分けましょう。